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KID(KORG Import Division)

オペレーティング・システム:OS V1.04 - FAQは随時更新されます。

チャンネル・ボリュームの設定方法を教えて下さい。

まずUNIT-MIXページ(UNITモードの最初のページ)に入ります。そこで8つのボリューム・レベルを調整できます。[Group]ボタンを使って3つを同時に選択できます。

ボリューム・レベルのうち、最初の6つは1つまたは複数のドラム・チャンネルに対応するグループ・レベルになっています。これらのグループはタム・グループ、シンバル・グループ、パーカッション・グループです。パーカッション・グループでは5つのリムにそれぞれ異なるサウンドがアサインされている場合、それらのボリュームも調整できます。各チャンネルのグループへのアサインはUNIT-MODEページで変更できます。

エディットをしたのですが、保存方法を教えて下さい。

UNIT-PREFページにある「Save」パラメーター(ライト・プロテクト)がオンになっているかどうかをご確認下さい。

ハイハットのキャリブレーション方法を教えて下さい。(OS V1.04)

  • ステップ1:画面左側にあるUNITボタンを押します。画面右側のPAGE▽ボタンを押して、UNIT-PREFページを表示させてください。ハイハットのステータスが画面右上に表示されます。『-』(ダッシュ)が表示されている場合、ハイハットが接続されていない状態です。ハイハットのクローズ状態を示すシンボルが点滅している場合、キャリブレーションを行う必要があります。
  • ステップ2:スタンドを調節し、好みの状態にします。
  • ステップ3:HIHATパラメーターの上に設けられているボタンを押します。
  • ステップ4:HIHATをクローズの状態にして、再度同じボタンを押します。
  • ステップ5:HIHATをオープンの状態にして、再度同じボタンを押します。
  • キャリブレーションが完了すると、画面に『DONE』と表示されます。

ハイハットを自分好みに調整する方法を教えて下さい。

ハイハットは、ドラマーによってそのセッティングは実に様々にあり、とてもデリケートな楽器です。そのため、方法もいくつか考えられます。

    2Boxのハイハット・スタンドは非常にシンプルで、ハードウェア調整はありません。そのためハイハット・ペダルを調整して好みに合わせたくなる場合があります。例えばペダルの角度やハイハット・スプリングのテンションなども含まれるかも知れません。また、別のハイハット・スタンドを使用するということも考えられます。

    オープンとクローズの幅についても、本物のハイハットの動きとは異なると感じられるかも知れません。そもそもハイハットは、叩いた瞬間の開き具合によってサウンドはいくらでも変化する非常に複雑な楽器です。また、ハイハットを叩いた後のペダルの操作によってもサウンドの表情が変わります。エレクトロニック・ハイハットはそれらの特徴をすべて再現できるというわけではありませんが、現時点ではそれに近いところまで再現できています。

    最初のステップはハイハットのキャリブレーションを行うことにあります。キャリブレーションはセットを組んだ時に必ず行いましょう。またセットを片付けて再び使用する時には状況が変わっている可能性があります。本体ユニットの場合もあれば、ハイハット・パッドやハイハット・レシーバーの状態が変わっているということもあり得ます。そのため、キャリブレーションを行うことは重要なポイントになります。キャリブレーション方法につきましては、「ハイハットのキャリブレーション方法を教えて下さい。」をご参照下さい。

    トリガー・セッティング:より演奏しやすい感触を求めてトリガー・セッティングを変更したいという場合も考えられます。この設定はUNIT-TRIGページで変更できます(「トリガー・セッティングの調整方法を教えて下さい。」もご覧下さい)。

    サウンド:ハイハットの音色を変更して好みに合わせるということも可能です。音色はKIT-DRUMページで変更でき、音色エディットもできます。サウンドのエンベロープ(音の立ち上がりや余韻の感じなど)を調整する場合は、KIT-ENVページにそれらのパラメーターがあります。それでも、好みにピッタリのサウンドが得られないということも考えられます。その時には他のハイハット・サウンドをダウンロードすることもできます。2boxでは引き続き新たなサンプルを用意しています。音色を後から簡単に追加できるDrumIt Fiveのオープンな設計がここで活かされます。また、パソコンで独自のサンプルを作成し、本体ユニットに転送できるソフトウェアも計画しています。

クロストーク(パッドを叩いた振動を別のパッドが拾って発音してしまう現象)を解消する方法を教えて下さい。

クロストークの発生を抑えるには、キットの感度を弱めることが最も効果的です。逆にクロストークはキット全体の雰囲気を醸し出すのに有効な場合もあります。アコースティックのドラムを演奏するとよく分かりますが、ひとつを叩くとその他のキットの音にも影響を及ぼし、それがアコースティック・ドラム全体のサウンドを構成しているのです。

ですが、デジタルの世界ではアコースティックとまったく同様というわけではありません。サウンドによってはうまく行く場合もあれば、そうでないこともあります。ここでクロストークを抑えるヒントをいくつかご紹介しましょう。

  • UNIT-TRIGページに入り、スレッショルド(Threshold)が低すぎたり、ゲイン(Gain)が高すぎたりしていないかを確認してみて下さい。また、トリガー・カーブ(trig Curve)はうまく機能しているか、トリガー・タイプが適切かどうかもチェックしてみて下さい。
  • UNIT-TRIGページでの調整でうまく行かない場合は、ハードウェアをチェックしてみましょう。すべてのナット、テンション・ロッドは確実に締まっていますか?ドラム・ヘッドはタイトに張られていますか?パッドやシンバル・パッドが互いに触れていませんか?モニター・スピーカーのすぐそばにパッドがありませんか?スピーカーからの音や振動でパッドから不必要なトリガーを発生させているかも知れません。

トリガー・セッティングの調整方法を教えて下さい。

キットを組み立てて演奏する前に、演奏スタイルに合わせたトリガー・セッティングの調整を行いましょう。まず、ドラム・ヘッドのテンションが均等でしかも十分にタイトかどうかを確認します。ヘッドのテンションが緩み過ぎていると、正しくトリガーが発生しなかったり、ダブル・トリガリングなど不必要なトリガーが発生してしまうことがあります。ヘッドがパッドの周囲に均等なテンションで張るように微調整して下さい。トリガー・セッティングの調整は、UNIT-TRIGページに入り、調整したいチャンネルを選択して行います(「エディットしたいチャンネルの選択方法を教えて下さい。」もご参照下さい)。

最初に調整したいパッドに対応するチャンネルのトリガー・タイプを確認します。それからゲインの調整に移りますが、最もハードに叩いた時に0dBになる(Viewパラメーターの下にあるトリガー・インジケーターがフルに点灯する)ようにします。Viewセッティングは1個の大きな水平式インジケーター、または5個の小さな垂直式インジケーターのどちらかが選択できます。5個のほうは直近5ショットの強さを視覚的に確認でき、ダブル・トリガリングが発生しているかどうかをチェックするのにも便利です。

ゲインはdB(デシベル)単位で表示されます。6dBは感度に対して2倍、12dBは4倍になります。クロストーク(選択しているチャンネルが他のパッドを叩いても発音する状態)が発生している場合は、スレッショルドの調整が必要です。最低値は-48dBです。スレッショルドを高くすれば、トリガーを発生させるのにパッドをより強く叩くことになります。

トリガーのダイナミクス(強弱の変化)を変えたい場合は、カーブ(Curve)を変更します。例えば、均等に近いダイナミクスが欲しい場合はMax1やMax2にセットします。演奏スタイルに合わせてすべてのチャンネルのトリガー・セッティングを調整して下さい。調整が済みましたら、UNIT-MIXページに入り、「Save」を押して保存しましょう。

リムにサウンドをアサインする方法を教えて下さい。

KIT-DRUMページに入り、[MORE]ボタンを押しながら[SNARE]または[TOM]ボタンを押します。サウンドが何もアサインされていない場合は、スネアまたはタム([MORE]ボタンを押しながら選択したどちらか)チャンネルに関連した([MORE]ボタンを押さずに選択したチャンネルと同じチャンネルの)サウンドがリムにアサインされます。または、左側のダイアルを回して別のサウンドを選ぶこともできます。このエディットは初期設定のリム・サウンドに対して上書きを行い、オーディオはパーカッション・グループから出力されます。

ダブル・トリガリングを抑える方法を教えて下さい。

まずはハードウェアをチェックして下さい。ドラム・ヘッドのテンションは適正でしょうか?ドラム・ヘッドが緩すぎる場合はタイトに張って下さい。また、ドラム・ヘッドは均等に張ってあるかどうかも確認して下さい。

トリガーの反応に多少のバラツキがあったり、ときどき遅めになるのはどうしてですか?

本体ユニットのディスプレイにダイナミクス情報(レベル・インジケーター)を表示させながら演奏している場合、ダイナミクス情報を表示するための処理が余分に発生しています。このことがトリガー処理にわずかな影響を及ぼし、結果として発音が遅れることもあります(この現象は今後のバージョンアップで解消する予定です)。最適なレスポンスを確保するために、演奏時はディスプレイの表示をKIT-PROGまたはUNIT-MIXページにして下さい。

キックのトリガーをもっと均等にする方法はありますか?

キック・サウンドをより均等に、よりダイナミクスの少ない状態にしたい場合、いくつかの方法があります。UNIT-TRIGページに入り、よりダイナミクスの少ないトリガー・カーブ、例えばMax1やMax2を選択する方法がひとつ、もうひとつは、ゲインをもっと高く(感度をより高く)して、弱くペダルを踏んでも十分なレベルのトリガーを発生させる方法があります。この場合は、クロストークやダブル・トリガリングを防ぐためにスレッショルドも上げておく必要があります。

シングルまたはダブル・キック・ペダルをセットする方法を教えて下さい。

キック・ペダルの取り付け方法はアコースティックのバスドラムにキック・ペダルを取り付けるのと同じです。

注意:キック・ペダルを取り付ける際はキック・ドラムの中央にあるトリガー・センサーにビーターが当たらないように取り付けて下さい。

ドラム・チャンネルをアウトプット1〜6にアサインする方法を教えて下さい。

まず、アウトプット1と2がダイレクト・アウトプットに設定されているかを確認します。UNIT-OUTページのOut12パラメーターが「1+2」に設定されていればOKです。それ以外の場合は、全体の音がミックスされてアウトプット1、2から出力されます。スピーカーやミキサーなどの外部オーディオ機器を使用する際は受け側の機器の音量にご注意下さい。アウトプット1、2はボリューム・コントロールがありますが、アウトプット3〜6は常にライン・レベルで出力されます。

次に各ドラム・チャンネルの出力を各アウトプットにアサインします。これはUNIT-NODEページでチャンネルごとに設定できます。また、1〜6のアウトプットをそれぞれ6個のモノラル、または1-2、3-4、5-6の3組のステレオにすることも可能です。モノラルを選択した場合、左右にパンニングしたサウンドはすべてモノラルにミックスして出力されます。各アウトプットの音量はミックス・ボリュームではなく、KIT-DRUMページにあるチャンネル・ボリュームで調整します。これでアウトプット1〜6からのサウンドを、外部ミキサーを通じてモニターまたはレコーディングすることができます(各チャンネルの出力レベルはKITモードで行います)。また、外部ミキサーでのミックスとは異なるバランスでモニターしたい場合(パーソナル・ミックスをモニターしたい場合)は、MIXページで行います。

エディットしたいチャンネルの選択方法を教えて下さい。

UNITモード、KITモードのそれぞれにドラム・チャンネルを選択するページがあります。これらのページを選択すると、[CHANNEL]ボタンに対応するラベルが点灯します。チャンネルの選択はパッドを叩いて行います。しかし、[CHANNEL]ボタンを押すと押したチャンネルに固定されます。パッドによる選択方法に戻りたい場合は、[UNIT]ボタンまたは[KIT]ボタンを押し、チャンネルを選択するページを改めて選択し直します。[CHANNEL]ボタンを使ってリムを選択する場合は、[MORE]ボタンを押して[SNARE]ボタンまたは[TOM]ボタンを押します。

2つのパッドを使って1つのチャンネルにある別個のサウンドを鳴らす方法を教えて下さい。

2つのパッドのトリガー出力を1つにしたい場合、タム1〜4またはスネア・インプットにY字ケーブルの標準ステレオ・プラグを接続し、分岐したモノラル・プラグをふたつのパッドに接続します。片方のパッドはヘッドにアサインしたサウンドを、もう片方のパッドは同じチャンネルのリムにアサインされたサウンドをそれぞれトリガーします。それぞれのサウンドを変更する場合はKIT-DRUMページに入り、[TOM1]〜[TOM4]または[SNARE]ボタンを押し(リムのサウンドを変更したい場合は[MORE]ボタンを押しながら、変更したいパッドに対応するボタンを押し)、DATAダイアルでサウンドを変更します。

各ドラム・チャンネルのMIDIノート・ナンバーを変更する方法を教えて下さい。

UNIT-MODEページに入り、各トリガー・チャンネルの「Note number」の数値を変更します。リムを選択する場合は、[MORE]ボタンを押しながら各チャンネルを選択します。各シンバル・チャンネルにはひとつのノート・ナンバーがアサインされ、そのナンバーはカップに対応しています。ボウ、エッジ、チョークには、カップのナンバーと隣り合ったナンバーが自動的に割り当てられます。ハイハットはボウに対応したノート・ナンバーが変更でき、そこからエッジ、フット・スプラッシュの順で次のナンバーに自動的にアサインされます。また、ハイハット・ペダルはCC1またはCC4にアサインできます(CCはコンティニュアス・コントローラーの略です)。

MIDIでドラムの演奏をシーケンサーにレコーディングして、それに合わせて演奏することはできる?

それはMIDIローカル・モードの設定(UNIT-MIDIページで確認できます)次第です。ローカル・モードがオンの場合、MIDIインに入ったトリガー・データとパッドからのトリガーがミックスされて演奏できます。しかし、ローカル・モードがオフの場合は、パッドからのトリガーはMIDIアウトに流れ、本体のサウンドは発音しません。これはパッドからのトリガーがシーケンサーに流れ、シーケンサーからのMIDIデータが本体に入った時にサウンドが二重に鳴ってしまうことを防ぐためです。

ドラム・ヘッドを好きなものに換えることはできる?

一般的なドラム・ヘッドでしたら何でも使用できます。ドラム・ヘッドを別のものに換えた場合は、そのヘッドに応じてトリガー・セッティングを再調整して下さい。一般的なドラム・ヘッドに交換した場合、パッドを叩いた時にややアコースティック寄りの音がします。また、ヘッドのダンパーを取り外せば、よりアコースティックに近い倍音が生じますが、その結果トリガー検出が不確かになることがありますのでご注意下さい。

ソフトウェア・アップデートの方法を教えて下さい。

ソフトウェアは基本的にDrumItサウンドや一般的なWAVファイルと同じですが、オペレーティング・システム・ファイル(DrumItXYZ.bin:「XYZ」にはバージョン・ナンバーが入ります)についてはDrumItデバイスの一番上の階層にあるフォルダ(ルート・フォルダ)にコピーして下さい。電源を再投入すると最新のOSバージョンが自動的に読み込まれます。また、データのスペース確保のために、古いバージョンは消去しておくと良いかも知れません。

パッド・ケーブルを無くしてしまいました。代替品として何を買えば良いのでしょうか?

DrumIt Fiveの全てのパッド・ケーブルは、一般的な標準ステレオ・プラグのケーブルです。

メインテナンスやその他使用上のヒントについて

DrumItキットを末永くご使用いただけるために、いくつかの注意点をご紹介します。

  • シンバルのエッジを直角に叩かないで下さい。エッジを直角に叩くと、ラバー製の表面やその下にあるスイッチ類が破損する恐れがあります。
  • スティックは5A程度の軽めのものをご使用下さい。よりパワーが必要な場合は、ボリュームを上げて下さい。
  • 常に良好なサウンドでモニターしていただけるために、モニター・スピーカー類は周波数特性がフラットなものをお選び下さい。またアンプは急激な音量変化に耐え得るものをご使用下さい。ギター・アンプは、サウンド特性に偏りがありますのでモニターとしてあまり適していません。コンポなどのステレオは音質的には十分ですが、ドラム・サウンドは音量変化が非常に激しいため、機器を傷めないよう音量には十分ご注意下さい。
  • 電源を入れる時はDrumItを最初に、アンプなどのモニター・システムを最後に入れて下さい。順序を誤りますと、「パチッ」や「ブツッ」といった雑音が出るだけでなく、モニター・システムを傷める恐れがあります。
  • チップ部分が大きく曲がったドラム・スティックでは絶対に演奏しないで下さい。ヘッドを損傷する恐れがあります。
  • メッシュ・ヘッドを直射日光に当てないで下さい。品質を損ねることがあります。
  • シンナー類や研磨剤の入ったもので清掃しないで下さい。お手入れはマイクロファイバーなどの柔らかい布で行って下さい。汚れがひどい場合は中性洗剤をご使用下さい。
  • 使用されない時は丈夫なケースにしまい、移動時の損傷がないようにして下さい。
  • キットを組み立てる時はネジ類をしっかりと締めて下さい。但し、必要以上に強い力で締め上げないで下さい。
  • 電源は可能な限り2Boxの純正ACアダプターをご使用下さい。純正ACアダプターを無くしてしまった場合は、定格18V AC、9VA(500mA)のものをご使用下さい。