ZEDシリーズの特徴

ZEDシリーズ MULTIPURPOSE USB MIXERS 共通の特徴

DuoPre

ZEDシリーズにはすべてDuoPreプリアンプを採用。2 段設計で、各段ごとに入念にコントロールされたゲインが得られます。XLR入力端子からの信号を増幅する際のゲインは、69dBというワイドな幅ながら、そのコントロール域にわたって均等に配分されるので、信号レベルのコントロールが向上します。ほとんどのゲインは1段目から来るので、不要なノイズは最低限に抑制。ライン・レベルの信号は、ライン入力端子からプリアンプの2段目に接続。このため、ライン入力で高インピーダンスにマッチングさせる時に、ノイズを抑えられるという大きな利点があります。

MusiQ

中域バンドが周波数可変の、レスポンスに優れた3バンド、または4バンドのEQを搭載。個々の(楽器)音をイコライズするために最適化されたスロープ(Q)を設定したMusiQを使用しています。

AUXシステム

プリ・フェーダー2系統、ポスト・フェーダー2系統の、計4系統のAUXバスを装備。AUX1/2にはマスター・レベル・コントロールがあり、AUXバスを使用してUSB端子から出力できます。レコーディングでも、外部エフェクターでも送ることができます。AUX1/2はステレオ、モノラルに切り替えでき、ステレオ・ペアを組むことが可能です。
4-Busモデルではプリ・フェーダー2系統、ポスト・フェーダー2系統、プリ/ポスト・フェーダー切替え2系統の、計6系統のAUX バスを装備。AUXマスター・レベル・コントロールがマスターセクションにまとめられており、[AFL](アフター・フェーダー・リッスン)スイッチでモニター切替ができます。
ZED-10/10FXでは、計2系統のAUXバスを装備しています。

USBオーディオ

オーディオ・データをコンピュータ上で扱うことは、ライブ・サウンド/ミュージック・プロダクションではもはや常識です。これをZEDシリーズのミキサーで行うのはさらにフレキシブルで簡単。コンピュータの背面にあるサウンド・カードの入力端子にやっと接続したと思ったら、レベルがまったくおかしいとかノイズがひどいとか、そんな体験はもう過去のことです。ZEDにUSB接続し、ミキサー上でUSBルーティングを選択、コンピュータ側でデバイスを選択するだけです。これで高音質のオーディオがPCやMacとやりとりできます。3つのスイッチの組み合わせで、次のように様々なセンド/リターン設定が可能です。
その1:LRポスト・フェーダー->USB
USBスイッチをすべて上げた状態にすると、LRからのメイン出力がUSB接続を介して送られ、メイン・ミックスをソフトウェアに録音します。

その2:LRプリ・フェーダー->USB
LRプリ・フェーダー信号がUSBを介して送られ、マスター・フェーダー信号とは独立してミックスを録音します。

その3:AUX1/2->USB
AUX1と2からの個々の2系統の録音信号を、メインLRミックスやチャンネル・フェーダーの位置とは関係なく、コンピュータに送ります。

その4:AUX3/4->USB
ポスト・チャンネル・フェーダーからUSB経由のセンドを、エフェクト・センドとして使用します。USBリターンはエフェクト・リターンになります。

その5(4-Busモデルのみ)
AUX5/6でエフェクト・センド用にポスト・フェーダー・ミックスを送ります。

その6(4-Busモデルのみ)
マトリックス1/2出力がUSB端子に送られ、LRMとグループの組み合わせが録音できます。録音ミックスにバックラインを追加するのに理想的です。

構造

大多数のミキサーの内部基盤は一枚で、そこにノブやスイッチが取り付けられています。しかしZEDシリーズでは、フロント・パネルに対してチャンネルごとに縦に基盤を配置し、各ノブをフロント・パネルにメタル製のナットで止めています。このような構造をとることで、より造りが強固となり、長年の使用にも耐えることができるのです。