Little Phatty Stage II

特徴

仕様

Little Phatty StageⅡ。それは、以前のシリーズStage、Tributeと同じ機能、同じエンジン、そしてMoogの生みの親、ボブ・モーグ氏によってデザインされました。それに加え、以下のすばらしい新しい機能も増えました。

MIDI USB、MIDI ClockSync、アルペジエーター、タップテンポ、 新しい黒色仕上げ

このLittle Phatty StageⅡは、以前のStageやTributeエディションのように、100%のアナログ・シグナル・パス、二つのVCOとVCF、その他に外部オーディオ入力、CV、KBゲート入力、MIDIコントローラーような様々な特長を、演奏者に与えます。

「Little Phattyはそれ自身のキラー・サウンドだけでなく、MIDIコントローラーが演奏や制作にとってすばらしいツールであるような、革新的インターフェイスを持っています。」 -シリル・ランス、開発マネージャー-

加えて、StageⅡは、MIDI over USBやMIDI Clock Sync、アルペジエーター、Tap Tempoそしてスタイリッシュなブラック仕上げといった、新しい特長があります。

MIDI over USBの追加によって、パフォーマンスや音作りツールとして一層パワフルなものになりました。温かみのあるアナログ・サウンドを融合させて、外部オーディオと楽器自体の直感的パフォーマンス、サウンド・デザイン、様々なコントローラーを処理できるものとしています。そしてStageⅡは、全てアナログのシンセから、ソフト・シンセのセットアップまで、どんなものに対しても素晴らしい追加音源となるでしょう。また、Little Phatty Editor/Librarianがダウンロードされているコンピューターに簡単に接続できます。

MIDI Clock Syncによって、LFOとアルペジエーターのレートを、MIDIシーケンサー、ドラム・マシンやソフトウェアのテンポに同期することができます。Sample&Hold, 三角波、矩形波、ノコギリ波、逆ノコギリ波によるモジュレーションは、すでにあなたのリズム、アルペジエーターと共に時を刻んでいるでしょう。


アルペジエーターは、あらゆるジャンルのミュージシャンに適応する、大きな新しいパフォーマンス機能です。その幅広い用途は、どのようなスタイルにも対応し、そしてもちろん、MIDI Clockとのシンクにもぴったりです。


この独特な黒い仕上げは、Little Phatty Stage IIのユニークさを強調し、とても目を惹く仕上がりです。

「Little Phatty StageⅡにおけるあらゆる新機能は、現代のパフォーマンスと制作に本物のアナログ・シンセを提供します。そして、USB、MIDI Clock Sync、Tap Tempoそしてアルペジエーターによって、(Little Phattyは)現代の音楽の発信源となるのです。」とシリル・ランス氏は語ります。


サウンドのエディットの方法:
コンティニュアス・パラメーターのエディットは、スイッチでパラメーターを指定してからセクションのバリューツマミで調節します。バリューツマミは各セク ションに1つずつ設けられています。(Modulation, Oscillators, Filter, Envelopes)。ツマミの周囲には現在の設定値の概略を表示する15のLEDが設けられています。ツマミを動かすと、選択されたパラメーターは直 接、アナログコントロールされます。スイッチ・パラメーター、例えばOSC Syncのオン/オフはそのスイッチをオン/オフして設定します。

Synth Engineサウンド・ソースは高安定度のアナログVCOです。

  • Osc. 1 Octave: 16’, 8’, 4’, 2’
  • Osc. 1 Wave: Continuously variable from triangle through saw and square to skinny pulse.
  • Osc. 1 Level
  • Glide Rate
  • Osc. 1 to 2 Sync On/Off
  • Osc. 2 Frequency
  • Osc. 2 Octave: 16’, 8’, 4’, 2’
  • Osc. 2 Wave: Continuously variable from triangle through saw and square to skinny pulse.
  • Osc. 2 Level
  • Fine Tune (for both Oscillators, located at the bottom left of the panel)

サウンド・モディファイヤーは VCLPF: 24 dB /Oct のモーグ・ラダー型フィルターを採用。フィルター・オーバーロード・コントロール付き。そしてVCA。

    フィルター・パラメーター:

  • Cutoff
  • Resonance
  • Kb. Control Amount (how much the Key CV modulates the Filter)
  • Filter Env. Amount (how much +/- the filter envelope modulates the filter)
  • Overload
  • Envelope Generator section: 2 ADSR EGRs (Filter EGR/Volume EGR):Attack、Decay、Sustain、Release)

モジュレーション・セクションは4波形のLFO、8ソース 4デスティネーションのMod Bus。

  • LFO Rate
  • Mod Source: (LFO triangle, LFO square, LFO sawtooth, LFO ramp, Filt. EGR, and Osc. 2
  • Mod Amount (the amount of modulation w/ the mod wheel all the way forward)
  • Mod Destination (Pitch, Osc. 2, Filter, Wave)

パフォーマンス・コントロール

  • 37 note keyboard
  • Spring-loaded pitch wheel
  • Mod Wheel
  • Glide On/Off
  • Octave Down
  • Octave Up

アウトプット・セクション

  • Master Volume control
  • Output On/Off switch
  • Headphone Volume control
  • Headphone output jack (1/4” TRS)I/Oセクション(サイド)
  • AC In (100-250VAC, 50-60 Hz)
  • Power On/Off
  • Audio Out
  • Ext. Audio In (accepts +4dBu line level signal)
  • Pitch CV In (1 V/Oct)
  • Filter CV In
  • Volume CV In
  • Keyboard Gate In
  • MIDI In/DIN
  • MIDI Out/DIN
  • MIDI USB In/Out (Stage II)
※仕様は予告なく変更することがあります。