LUCAS NANO 300

全てのスピーカーには、見た目にも性能の限界があります。しかし、その限界点がすべてにおいて正しいかといえばそうではありません。HKオーディオの技術陣が次世代のLUCAS製品の開発に着手するときに言い渡されたミッション、それは「限界点を超えること。」―極限に小さく、極限に軽く、それでいて深みのある音質と十分な出力を併せ持つPAシステム。これまでになかった製品を世に出すために、真のゼロから取り組んだ末に生まれた製品、それがLUCAS NANO 300なのです。

ダウンサイジング

近年の自動車エンジンの高効率化はめざましいものがあります。小型で軽量ながらパワフルな出力を持つエンジン。これらのエンジンはそれまで「大きなエンジンは大出力」という常識を真っ向から否定し、それまでのモデルを次々と追いやって行きました。LUCAS NANO 300を開発するにあたりコンセプトの源となったのはまさにこれらの自動車エンジン。自動車エンジンにターボチャージャーやコンピューター制御のインジェクション、コンプレッサーなどを徹底的に改良して大型モデルを駆逐してきたのと同じく、スピーカーにおいてもいくつかのキーテクノロジーを組み合わせ、それらを改良することによって、あらゆる方向からダウンサイジングを試みたのです。

効率性への挑戦

HKオーディオの開発陣は最先端の設計手法や測定方法を盛り込みつつも、同じロードマップ上で開発を進めてきました。その結果がLUCAS NANO 300。信じられないほどに小さく軽く、信じられないほどに大出力。そして、信じられないほど多くの可能性。

可能性を秘める

LUCAS NANO 300のもつ超コンパクト・軽量ボディは、可搬性や取り回しにおいて全く新たな経験をもたらします。2個のサテライトスピーカーはサブウーハー上部のアタッチメントに取り付けられるよう設計しており、クリックインするだけでセットアップ完了、アドオンパッケージ（別売）を使用すればサテライトスピーカーを離して使用るすることも可能です。アンプモジュールを含めたパッケージ重量はたった10Kg。いつでも、必要な時に、何のストレスも感じることなく「片手で」持ち出しができるこのソリューションは、結婚式場やパーティ会場でのウェルカムカクテルスペース、小規模なバーでの生演奏、レコーディングセッション、ガーデンパーティ、トークショウ、マルチメディアプレゼンテーション、店頭イベントなど、数を挙げればきりがないほどの豊富な用途をカバーします。