MF-102 Ring Modulator

特徴

仕様

MF-102リング・モジュレーターは、Bob Moogによってデザインされた、数々の賞を獲得したエフェクトで、キャリア・オシレーター、LFOを組み込んだアナログ・リング・モジュレーターを備えています。ベース、ギター、キーボード、サンプル、録音トラックと一緒に使うとき、MF-102は繊細で、素晴らしい効果を発揮します。それはデジタルの影響を受けていません。


MF-102リング・モジュレーターは、オリジナルのモーグ・モジュラー・シンセサイザー直系の後継機です。リング・モジュレーター、電圧制御のキャリア・オシレーター、電圧制御の2波形LFOの3つの完全なモジュラー機能を搭載しています。どんなライン・レベルや楽器レベルも処理することができます。


リング・モジュレーターはオーディオ入力とキャリア・オシレーター間での異なる周波数の和と差を発生させ、リング・モジュレーターのLFOは、キャリア周波数を調節するために使うことができます。Moogerfoogerリング・モジュレーターは繊細なトレモロから倍音豊かなディストーション、ゴングのような音、爆撃の音までのエフェクトを作成することができます。繊細な使い方も、とっぴな使い方もできるでしょう。


Moogerfoogerリング・モジュレーターのコントロール・パラメーターはMIXツマミ、Frequencyツマミ、LFO Rateツマミ、LFO Amountツマミの4つです。パラメーターは全て、操作性の良いツマミと同様に、エクスプレッション・ペダルや外部CVで操作できます。パネルのスイッチでは、LFO波形、キャリア周波数の範囲を選択できます。オーディオ入出力、ペダル入力、キャリア入出力の1/4インチ端子を装備。頑丈ながら滑らかな動作のバイパス・スイッチは、テーブル・トップでもフロアでの足の操作でも使用できます。


リング・モジュレーターのキャリア・オシレーターが500Hzのサイン波をつくり、入力信号が100Hzのサイン波だとすると、リング・モジュレーターの出力波形は複雑なモノになります。そして400Hzと600Hzと2つのピッチを聞くようになり、元の入力やキャリア・オシレーターの音は聴こえなくなるでしょう。

  • FREQUENCY:キャリア周波数を6オクターブ以上の範囲で変化
  • RATE:LFOの周波数を0.1 Hz から 25 Hzまで変化
  • LFO AMOUNT:キャリア・オシレーターをスイープさせるLFO出力の量を調節
  • MIX:モジュレートした音と原音のクロスフェード量を調節
  • DRIVE:オーディオ入力のゲインを調節
  • SQUARE-SINEスイッチ:LFO波形を選択
  • LO-HIスイッチ:モジュレーションのキャリア帯域幅を低周波域(2?130Hz)か、高周波域 (60?4,000Hz)かを選択
  • LEVEL:ドライブ・コントロールをセットするために使われる3色LED
  • LFO:LFO Rateを表示するLED
  • BYPASS:リング・モジュレーターがOnかBypassかを表示する2色LED
  • ON/BYPASS:頑丈かつ滑らかな動作でOn/Bypassを切り替えるストンプ・スイッチ

ジャック・パネル

  • AUDIO IN:-16dBmから+4dBmのどんな楽器レベル、ライン・レベルにも対応した1/4インチ標準ジャック・オーディオ入力端子
  • AUDIO OUT: -4dBmの標準出力レベルの1/4インチ・オーディオ出力端子
  • FREQUENCY、RATE、LFO AMOUNT、MIX:Moogerfooger EP1エクスプレッション・ペダル、2芯または3芯の標準ジャックCV入力に対応した各1/4インチ・ステレオ標準入力端子
  • AUX AUDIO IN:キャリア・オシレーターの代わりに外部信号を入力するための端子
  • LFO OUT:外部CV機器にLFO電圧を出力する端子
  • CARRIER OUT:外部デバイスへのキャリア信号出力端子
  • +9V POWER INPUT:標準的な9Vアダプタに対応する+9V電源入力

一般

  • ケース:ハードウッド側板、クラシックなアナログ的外観
  • 寸法:229 (W) x 152 (D) x 64 (H) mm
  • 重量:0.9kg
  • 総積載重量:電源アダプター、導入マニュアルを含め1.8kg
  • 電力:100-125V、5W
※仕様は予告なく変更することがあります。